今日の23時59分59秒をもって、国内のプロバイダーによるパソコン通信サービスが全て終了するのだとか。
さよなら「パソコン通信」、最後のサービスが19年の歴史に幕 - CNET Japan
思えば、ネットというのに初めて出会ったのはパソコン通信時代。
今じゃパソコン通信なんて言っても、どれだけ知っている人がいるのかわからないが、知人に連れられて行ったパソコン通信のデモ会場で、初めてやったチャットの衝撃は忘れもしない。
この画面の向こうに見ず知らずの誰かがいて、その人と同じ時間を共有しているという感覚。
もう20年くらい前の話。
別ブログで
うなポンとかエグゼとか :Inqsite Blogという記事を書いたことがあるのだが、当時高い電話代におびえながら、NIFTYやPC-VANはもとより、浜松にあった、いわゆる草の根ネットの遠州うなポンにつないでみたり、その後、掛川でできたエグゼネットでオフ会なんかも経験してみたり。
大手パソコン通信サービスも面白かったのだが、やっぱり草の根ネットといわれる物の方が楽しかった。
こと掛川のエグゼネットは、ほんと地元で、あの人すごい人だなぁと思っていた人がオフ会で顔を合わせたら、なんだぁ近くの先輩じゃん、という一幕もあったり。
そのあたりが、自分のネットの原点なのかもしれない。
それから20年ちょっと。
インターネットができ、また仕事の面もあったりしていつしかパソコン通信に繋がなくなってしまったし、当時のパソコン通信仲間つながることもなくなってしまったし、ハンドルネームも忘れてしまっているのだけれど、どうしているのかなぁ、みなさん。
でも、考えてみたら「
はまぞう」というのは、パソコン通信時代の草の根ネット的な物かもしれない。
ネットが、それでもリアルと結びついていた草の根ネット。
「はまぞう」という草の根ネットは、それ以上にネットがリアルと結びついているんだよなぁ。
でもはまぞうにおいても、ネットとリアルを切り離してネットの中で自由に遊ぶこともできる。
でも考えてみると、それってけっこうもったいないような気がするこのごろ。
ネットで楽しんで、リアルでも楽しむ方法。
なかのさんが
ぷらっとほーむ時々コンサル:Web2.0の話の続きで書いてくれたことって、非常に参考になると思うのだが。
それにしても、パソコン通信は遠い昔の話なんだなぁ(遠い目)