コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 掛川お手伝いに行ってきました。
このところ雨が少なかったのですが、久しぶりに小雨が降ったりの天気。
久しぶりのお湿りも、何もこの日に合わせなくてもね、といった感じです。
小雨&波が高めと言うことで、予定されていた地引き網は中止。
でも、こんな天気でも参加者は多く、後で聞くと280名の参加者があったのだとか。
8時に会場入りして、メイン会場設営。
その後、海岸にテント張りに向かうも、トラブル発生。
海岸に準備物を運び込もうとしていた、4WDの軽トラックが砂にはまって立ち往生。
救援に向かうも、しっかりはまっていて、少人数で押しても動きそうもありません。
そこに救世主出現。
海岸で釣りをしに来たジープのおじさん。
「はまっただか、しょんないなー」
砂浜の怖さも知らず、遊びに来たとか思ったのでしょう
「これ、4WDだね、間違いない?」といささか怒気を含みながら、
「ほれ、ワイヤー引っかけて」
と、引っ張り上げてくれました。
おかげさまで、その後おそるおそる軽トラを進めて、準備物は海岸のテントまで。
できれば、軽トラを海岸で走らせるのは、あと戻るだけとしたいところだったのですが、そうは問屋がおろしません。
海岸で皆さんが集めたゴミを、収拾ポイントまで運ぶのもこの軽トラの仕事だとか。
まずはゴミを集めながらそのまま東の方へ。
何度か危なそうなところもあったのですが、なんとかはまらず参加者の方々が展開している東端まで。
問題はUターン、砂が濡れて堅そうなところを選んで、なんとか進行方向を西に。
テントのところまで戻って、更に西へ、そのさきは先ほど砂にはまった地点。
この時点で軽トラ山積み、ゴミ一杯目。
はたして、はまった地点で、再度はまりかかるも、2人で後押ししてなんとか脱出成功。
それでゴミ収集ポイントに運んで、終了、だったら楽だったのですが、まだまだ参加者の方が集めたゴミは、たくさん海岸に。
ということで、再度ゴミ回収に。
また海岸におり、はまりポイントも今回はなんとかパスし、順調にテント前まで。
そして更に順調に東に向かうと、先ほどのおじさんが釣りをしている場所に。
おじさん、私たちが遊びに来たのでなく、海岸のゴミ掃除活動をしているのが判ったのか、今度は優しく声を掛けてくれます。
「おーい、大変だな」
「まだゴミ運ぶのか、俺の車で運んでやらっか?」
それも申し訳ないので、低調にお断りしたのですが、
「その車じゃ無理だら、運んでやるって、テント前から海岸は入り口までな」
ありがたいことです。
おじさんに手伝ってもらって、こちらは往復4度目のはまりポイントに。
先ほどはなんとか通過できたので、何とかなるだろうと思っていたのですが、その直前に雨が本降りに。
その本降りのせいか、また、はまりポイントで立ち往生。
頼みのおじさんは、ゴミを入り口あたりで降ろしているらしく、見あたりません。
雨は激しくなり、立ち往生していると、2人目の救世主。
今度はでっかい4WDに乗った、釣りに来た様子の外国の人(多分ブラジルの人かな)。
言葉少なに、4WDを寄せて、ワイヤーを掛け(海に来る人たちはみんな牽引ワイヤー持っているのですね)軽々、軽トラを引き出してくれる。
周りではサーフィンに来た人たちも、温かく見守ってくれて。
ほんと、ありがたいことです。
雨はまだまだ降り続いていたのですが、3杯目はおじさんが入り口までゴミを運んでくれてあったこともあって、楽々。
計、軽トラ山積み3杯のゴミを回収完了。
海岸掃除の量としては、多いのか、比較的少ないのか判らないのですが、ゴミをよく見てみると海岸で捨てられたものはさほど多くなく、川から流れて打ち上げられたゴミの方が多かったような印象です。
多分それは、遊泳禁止の国安海岸で、一般の人の利用は少なく、今回図らずも手伝ってもらえた海釣りの人や、地元近くのサーファーが利用している海岸のためかと。
海岸のゴミは海岸で出ているんじゃ無く、川の上流で出しているんだね。
上流に住む身としては、あたらためて反省の一日でした。