潮騒橋と弁天橋
昨日、掛川市景観市民講座に参加。
掛川市には、海、山、里など、多様な地域資源があります。私たちが暮らすまちの姿は、人が関わり、育てることで美しい景観となります。まちの景観を改めて見つめ直し、よりよい景観とは何かを市民の目線でまちづくり考える専門家、プロカメラマンとご一緒に考えてみましょう。
とのテーマでの第一回目は、「河口と海岸の景観を考える」
スケジュールとしては菊川の河口と海岸のフィールドワーク、それから弁財天川の河口と海岸のフィールドワーク、それから掛川市役所大東支所会議室にてのワークショップといった流れ。
菊川と弁財天川、どちらも遠州灘に注ぐ川で、河口には自転車歩行者専用道路の橋が掛かっている。
潮騒橋と弁天橋である。
その2つの橋の周辺を見比べるのが今回のテーマ。
一級河川の菊川と二級河川の弁財天川の違いなのだろうが、この2つの橋の周辺というのは違いがある。
潮騒橋は世界初となる連続上路式吊床版橋で、1994年(平成6年)度土木学会田中賞(作品賞)を受賞しているような橋。
周辺も整備されていて大東マリーナ、大東温泉シートピア、大東総合運動公園といった施設がある。
それに対して弁天橋は「普通」の橋で、周りはほとんど整備されていない。
どちらが好きと言われると、山の風景になれている身としては海の風景と言うことでどちらも好き。
若々しくて勢いのある感じの潮騒橋周辺も良いし、周りに何もないけれど枯れた感じで、落ち着きのある弁天橋周辺も悪くない。
それを表して、娘とかみさんみたいな感じといったら相方にいやな顔をされた。
景観というのはそれが好き、嫌いといった個人差があるわけで、一概にこれが、というのは難しいところだと思う。
でも、このままで、とか、こうなったら、見た目にいいね、と意識することが、まずの一歩なの知れない、と思った一回目の掛川市景観市民講座。
以降、第2回目が里山の景観、3回目が町の景観と予定されているのだとか。
2回目は11月の中頃の予定かも、なのだとか。
次回、次々回とも予定が合えばぜひ参加したいところ。
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