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2008年08月23日

新米を羽釜で炊く

 コスモクリーンキャンペーンのあと、キウイフルーツカントリーに。
 そちらではライフスタイルデザインカレッジ2008: 第2回セッション安東米店店主、通称「安米」さんの「田圃からお茶碗まで」講座。
 ライフスタイルデザインカレッジでは、初回2回目と、安米さんの講座が行われたのですが、そのいずれも出席できず、スタッフとしてですが初めての受講。

 最初のレクチャーはの途中から参加、その後オーガニックファーミング体験会でうえられた稲の田んぼで一レクチャー。
 そして、キウイフルーツカントリーに戻って、メインの「釜戸と羽釜でご飯を炊く」です。
 安米さんの今までの講座における米焚きは、土鍋炊飯&ガスだったのですが、今回は羽釜と釜戸での炊飯。
 祭の時おでんを煮たり、防災訓練の時炊き出しをするのに使う釜を、ハガマ(羽釜)という(確かに羽が付いてる)とか、それに使う「かまど」が、漢字で書くと「釜戸」というのは、知っているようで知らなかったこと。
 改めて、なるほどなぁ。

 釜戸と羽釜で炊く米も、炊き方は基本的には同じ。
はじめチョロチョロなかパッパ、
      赤子泣いてもふたとるな。
で知られている、米の炊き方なのですが、正式には
はじめちょろちょろなかぱっぱ、ぶつぶついうころ火を引いて、一握りの藁燃やし、赤子泣いても蓋とるな
なのだとか。

 ということで「はじめちょろちょろ~蓋とるな」で炊かれた、種子島の新米。
 美味しく炊けたかって?
 2釜目は少しお焦げが多かったのですが、一釜目、二釜目とも、とっても旨くいただきました。

 今では普通、炊飯器でいわゆるオートで簡単にお米が炊けるのですが、こういったマニュアルでご飯を炊くというのはまた一興。
 意外と難しくはないし、炊飯器では食べられない「お焦げ」もまた旨し。

 たまにはこんな、手間を掛けた飯炊きをしてみるというのも、面白い。 


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